【シベリアンハスキーの豆知識】値段や性格など徹底解説!飼い方などもご紹介

シベリアンハスキー犬種
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鋭い瞳に特徴のあるシベリアンハスキー。

子犬のときと成犬になったときの顔がかなり変わる珍しいタイプの犬種ですが、大型犬というのもあり飼育やしつけに関しては一苦労するかもしれません。

ドッグフードなどの餌代に関しても、チワワなどの室内犬と比べると随分かかります。

ただし、基本的には交友的で従順な性格のシベリアンハスキーなので、飼い主との主従関係さえしっかり築ければ、素敵で頼もしいパートナーになってくれることでしょう。

この記事は

・シベリアンハスキーを飼いたい
・シベリアンハスキーの性格や飼い方について詳しく知りたい
・シベリアンハスキーの子犬の選び方に興味がある

こんな方におすすめです。

犬が大好き!大阪在住の管理人のみちくんです。
詳しいプロフィールはこちら

 

オッドアイの瞳が魅力的なシベリアンハスキー、特に子犬がすごく可愛いんです。

シベリアンハスキーの値段や性格など特徴を徹底解説

そりを引くシベリアンハスキー

協調性がありフレンドリーな性格のシベリアンハスキー

人気がある犬種のシベリアンハスキーの性格は、交友的で従順な性格をしています。
そり犬の犬種の中では、軽量で、機敏性があり活発に動くことができます。

好奇心が旺盛な半面、とても慎重で控えめな面もあります。
独立性があって頑固な性格なところも垣間見せます。

そり犬として協調性があり、他の犬に対してもフレンドリーに接することができる性格です。
飼い主がリーダーであることをしつけることができれば、しつけがしやすくなるといった特徴もあるので、主従関係は大切になります。

シベリアンハスキーの大きさや体重

シベリアンハスキーは大型犬になり、体の大きさはオスの方が大きいです。
オスの体の大きさの平均は、体高53センチメートルから60センチメートルになり、体重は20キログラムから28キログラムになります。

メスの体高は、50センチメートルから56センチメートルで、体重は、15キログラムから23キログラムになり、メスの方が小柄です。

ほどよく体が引き締まっているので、タフで運動能力が高い傾向にあります。

左右違うカラーの瞳のオッドアイが魅力的な犬種

ブルーの瞳や左右違うカラーの瞳のオッドアイの持ち主がいて、外見もとても魅力的な犬種になります。

寒い地域で暮らすシベリアンハスキーは、紫外線によるメラニン色素の生成をする機会が少ないことで、左右のカラーが違うオッドアイのシベリアンハスキーが多くいます。

シベリアンハスキーの毛色と被毛の特徴

シベリアンハスキーの毛色は、ブラックとホワイトやレッドとホワイト・シルバーとホワイトなどさまざまな毛色があります。

ホワイト色一色の場合もあり、とても珍しい毛色になります。

毛色によって印象がとても変わり、成長するにつれて、顔つきも変わってきます。

短毛で厚みがある被毛に覆われているのが特徴になります。

オーバーコートとアンダーコートの2層

被毛は外的刺激から皮膚を守ることができるオーバーコートと、保温性や保湿性の役割があるアンダーコートの2層になっています。

アンダーコートの増減によって、体温の調節をするので、毛の生えかわる季節には大量の毛が抜けることになります。

シベリアンハスキーの頭部には独特な模様があり、パピーの頃は、麻呂眉のような模様でも、成長すると眼の周りが白くなって顔先の白色と繋がるようになることが多いです。

足先やおなかの部分はホワイトの毛色の場合が多いです。

シベリアンハスキーの寿命やかかりやすい病気について

シベリアンハスキーの平均寿命は12年程度になり、一般的な大型犬の平均寿命が10年と言われているので、比較的長寿になります。

体が丈夫で他の犬種のように遺伝性の病気も少ないといった特徴があります。

白内障や緑内障などの眼疾患にかかりやすいといった傾向があり、白内障も緑内障も人間と同じで高齢になってかかるリスクが高くなってきます。

そのため8歳くらいのシニア犬になってきたら定期的な検診をすることで、病気の早期発見が可能になります。

進行性網膜委縮症や皮膚疾患に注意が必要

進行性網膜委縮症にかかる場合もあり、暗いところで目が見えづらくなる症状がでます。
動物病院にかかる際には眼の検査も一緒にお願いすると良いです。

皮膚疾患にかかるケースもあります。

寒冷地の原産のために、日本の高温多湿の気候では皮膚のトラブルを引き起こしやすくなるので、注意が必要です。

皮膚の通気性をよくすることが大切になるのでブラッシングは定期的におこなった方が良いです。
体重の重いシベリアンハスキーは、加齢に伴って関節が変形することもあります。

シベリアンハスキーの値段

シベリアンハスキーの値段は、15万円から40万円ほどになり、価格に幅があります。
成犬になるにつれて体が大きくなるので、価格が低くなることが多いです。

シベリアンハスキーは専門ブリーダーやペットショップなどで購入することができ、値段はショップによって変わってきます。

人気がある毛色の場合は、値段が高くなる傾向になります。

シベリアンハスキーの飼い方について

暑さに水を飲むシベリアンハスキー

寒冷地育ちなので暑い場所は苦手

シベリアンハスキーの飼い方は、集団の中で生活をしてきたことから、孤独や不安などを感じることで、脱走や無駄吠えをすることがあります。

家族に迎え入れたのであれば、たっぷりの愛情をそそいで、毎日たくさん触れ合うことで、脱走などがなくなるので、スキンシップをすると良いです。

シベリアンハスキーは寒冷地育ちなので暑い場所は苦手になるので、冷房をつけて温度の管理をする必要があります。

シベリアンハスキーは、孤独が嫌いなので、常に家族のそばで飼育することが必要で、室内で飼育することが理想になります。

筋力・体力もあるので散歩は必須

シベリアンハスキーは筋力があり、体力もあるので、散歩は必須になります。
1日2回・1回の散歩で1時間から2時間すると運動意欲を満たしてあげることが可能になり健康維持ができます。

1日2回の散歩は飼い主にとってかなり負担になりますが、大切な愛犬のためにしっかりおこなうことが大切です。

運動不足を感じると、無駄吠えや威嚇することでストレスを発散させるようになるので、運動をさせることはとても重要になります。

飼い主が先に歩くことができるリーダーウォークを利用する

力が強いので散歩をする際には、飼い主が先に歩くことができるリーダーウォークを利用するとスムーズに散歩をすることができます。

力が強いので、引っ張られることがあり、散歩中に事故など起きるリスクも高くなるので、注意する必要があります。

なるべく外で運動をさせてあげることが大切で、他の犬とのコミュニケーションもとれるような環境づくりが必要です。

シベリアンハスキーのしつけ方

シベリアンハスキーは、トイレのしつけは比較的しやすいといった特徴があります。
一度覚えることができればすぐにマスターすることができます。

サークル内にトイレシートを敷いて、排泄させ排泄後はその場所から出してあげるようにすると良いです。

食事の場所や寝床などを別にすることで、トイレの場所をしっかり覚えるようになります。
トイレトレーニングが成功すれば、しっかり褒めてあげることも大切です。

体重が重いので関節の病気を予防するために、食事管理をすることも大切になります。
体重のコントロールをしたり、フローリングのような固い床よりも、絨毯やカーペットなどを敷いて、関節に負担がかからないようにすると良いです。

室内ではケージ内に入れたままにせずに、飼い主がリーダーであることを認識させながら主従関係を築いていきます。

シベリアンハスキーのお手入れの方法

シベリアンハスキーのお手入れの方法は、ブラッシングだと基本的に週に1回程度のブラッシングで良いのですが、抜け毛が多いようならばブラッシングの頻度を増やすと良いです。

特に毛の生え換わりの季節には大量の抜け毛があるので、毎日ブラッシングするようにしてあげることが理想です。

抜けた毛が他の毛に絡まっていることも多くあるので、抜け毛を取り除くことができる、スリッカーブラシでブラッシングするときれいに抜け毛を取ることができます。

シャンプーの頻度は月に1回から2回が理想

シベリアンハスキーは、活発に動くので知らないうちに汚れていることがあります。
シャンプーの頻度は、月に1回から2回が理想になり、夏場などは、月に2回から3回の頻度でシャンプーをすると良いです。

清潔を保つことで皮膚疾患にかかるリスクを減らすことができるので、定期的なシャンプーは必要になります。

シャンプーのしすぎも余分な皮脂まで落としてしまうことになり、皮膚によくないので、頻度を守ることが大切です。

シャンプー後は、しっかりドライヤーで毛を乾かすことが大切になります。
生乾きのままだと、雑菌が繁殖してしまって、皮膚のトラブルを引き起こす可能性があるので、しっかり乾かすことが重要です。

年中通して抜け毛が多い犬種になるので、あまり神経質にならずに、コミュニケーションの一環としてブラッシングなどのケアをすると良いです。

シベリアンハスキーの子犬の選び方

シベリアンハスキーの子犬

シベリアンハスキーは、専門のブリーダーやペットショップで購入することができます。
シベリアンハスキーの子犬の選び方で迷う方も多いです。

メスが良いのかオスが良いのか毛色の種類もたくさんあるので、選び方が難しいですが、子犬の選び方を紹介します。

毛色や瞳のカラーは完全に好みで選んでOK

毛色に関しては完全に好みで選んで良いです。
ブラックとホワイトやレッドとホワイト・シルバーとホワイトなどたくさんの毛のカラーがあるので、第一印象で決めても良いです。

ミックス犬はとても可愛い顔をしているので人気があります。
目の色もオッドアイの子もいるので、瞳のカラーも好みで選んで良いです。

まれに青い目の子の場合は、網膜疾患で2歳ぐらいに失明してしまう可能性もあります。

骨格がずっしりしている子犬は病気にかかりにくい

シベリアンハスキーの子犬の選び方は、ずっしりとした体型で元気がよく好奇心が旺盛な子を選ぶようにすると良いです。

体格がよくずっしりしている子は、骨格が丈夫で育てていくうちに病気にかかりにくい体質が多いです。

健康で元気な子を選ぶポイント

健康で元気な子を選ぶには、いくつかのポイントがあります。

目はいきいきとしていて、目やにや充血がないかチェックします。
耳は汚れや悪臭が無い子が良いです。

口は口腔内がピンク色のきれいな歯茎をしている子が良く、鼻は適度に湿っている子が良いとされています。

専門のブリーダーで購入すれば安心

被毛は艶がある子が良く、毛量も十分ある子が良いです。

専門のブリーダーで購入する場合は、親犬を見ることもできるので、体の丈夫さなどを確認することができ、さまざまな情報を入手することができるので、おすすめです。

どんな飼い方をしたら良いのかや、しつけの仕方なども教えてもらえることが多いので、ブリーダーから購入したあとも相談できるので、安心です。

ショードッグにしたい場合

ショードッグにしたい場合は、シベリアンハスキーのスタンダードに基づいたブリーディングをしているかや、チャンピオン犬を多く出しているかなどチェックしてから購入すると良いです。

両親が優秀な血統であり、ブリーダーの管理が行き届いているようなところで購入するすることをおすすめします。

ブリーダーでの犬舎見学で性格が分かる

ブリーダーでは犬舎見学をすると良いです。
ブリーダーに直接質問することができるので、犬舎での普段の過ごし方など聞くことができるので、性格などを確認しやすくなります。

すぐに駆け寄ってくるような子は、好奇心が旺盛で、社交的な性格です。
人や環境になじみやすく、コミュニケーションがとることができる子犬になります。

呼びかけたときに相手を観察して判断してからくる子は、性格が慎重派かマイペースな子です。
おもちゃやおやつなど興味があるものを目にすれば、テンションが高くなることがありますが、飼い主を困らせるような性格ではないです。

予防接種や遺伝子検査の有無も聞いておく

予防接種や遺伝子検査の有無も聞いておく必要があります。

遺伝子検査では先天性の疾患の有無や健康状態を知ることができます。

予防接種の状況もしっかり確認して、可能であれば購入時に接種の証明書をもらうようにすると、今後の予防接種のスケジュールがたてやすくなります。

がかわいいからといって焦って購入することは控えた方が良いです。
健康で飼い主との相性が良い子犬と出会うためには、じっくり見極めることが必要になります。

シベリアンハスキーは子犬と成犬になったときで顔が変わる

子犬の性格は飼い主のしつけの方法によって変化するので、専門のブリーダーのアドバイスなどを参考にして飼育することが大切です。

とくにシベリアンハスキーは子犬のときの顔と成犬になったときの顔が変わってくるので、親犬などを見てイメージを湧かせておくことも重要です。

子犬を選ぶときには、健康状態やその子の性格などを確認してから、飼うようにすると良いです。
譲渡後健康面に不安がある場合は、早急に医師の診察をうけるようにする体制を整えておくことが大切です。

シベリアンハスキーを今後飼おうとしている方へ

シベリアンハスキーの散歩

シベリアンハスキーの散歩やしつけは苦労する

シベリアンハスキーを今後飼おうとしている方は、いろいろな覚悟が必要になってきます。
シベリアンハスキーは大型犬になり、運動量も多く活発な性格なので散歩は必須になります。

最低でも1日2回の散歩が必要で、散歩の時間は1回につき1時間から2時間程度する必要があります。

共働きの家庭などは、散歩の時間を作ることが大変になるので、家族の協力がどのくらい得ることができるのかなど考慮した上でシベリアンハスキーを飼育するようにしなければならないです。

シベリアンハスキーは、しつけも難しいことがあり、力も強く引っ張り癖があるので、しっかりしつけをしないと、散歩がスムーズにおこなうことができない状態になる場合があります。

きちんと主従関係を意識しつつ、信頼関係を築くことで、従順な性格になるので、しつけをすることは大切になります。

大型犬なので餌代がかさむ傾向にある

シベリアンハスキーは大型犬になるので、小型犬などに比べて餌代がかさむ傾向にあります。
きちんと餌を与えることができる経済力があるのかなど飼う前に見極めることが必要です。

シャンプーなども定期的におこなわなければならないので、飼育するには費用がかかります。
餌代は年齢によって変わってきますが、1歳ぐらいの場合は、月に1万円ほどかかる計算になります。

与えるドッグフードの質にもよりますが、健康を考えて、良い質のドッグフードを与えるならばもっと餌代がかかる場合もあります。

大型犬なので1ヶ月10キロクラムほどのドッグフードを消費します。

シベリアンハスキーは、他の犬種に比べて、平均寿命が約12歳と長いので、高齢になった場合、健康状態に合わせて、健康食を与える必要もあります。

健康食は高額になることがあるので、先を見据えて餌代を捻出することができるのか考えることが必要です。

まとめ

病気になったときのために、ペット保険の加入もした方が良いので、飼育にかかる費用は高くなる場合があります。

また病気になったときの治療費なども高額になることも多いです。
このような飼育にかかる費用が捻出することができなくなってしまって、里親に出すケースもたくさんあります。

動物愛護団体へ引き取りの依頼をするケースも多くあるので、そのような事態にならないためにも、シベリアンハスキーを購入する前にしっかり、シミュレーションをして考えることが重要です。

大切な命を預かるのですから、責任をもって最後まで面倒を見ることが大切になります。

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